テフロンフライパンとは異なり、鉄フライパンは一生もの。
毎日の調理でフライパンを育ててみませんか?
1.鉄フライパンって他のフライパンと何が違うの?
2.使い方の違いってあるのかな?
3.どれ位の値段でどのくらいの年数使用出来るの?
この記事を読めば上記のような疑問が解決します。
鉄フライパンって他のフライパンと何が違うの?
鉄フライパンの特徴
鉄フライパンは蓄熱性が二重丸。
長所:長持ち、蓄熱性・耐熱性・耐久性に優れている、おいしく焼ける
短所:重い、焦げや錆のリスクあり
シャキッと仕上げる、パリッと仕上げるなど蓄熱性のおかげで美味しく出来ます。
ステーキ、野菜炒めなどがおいしく仕上がります。
ただし、焦げや錆をふせぐのに油が重要となってきます。
調理するたびに自然に鉄イオンという形で鉄分が摂取できます。
他のフライパン
アルミ(フッ素加工、セラミック加工のフライパン)
長所:軽い、安い、熱伝導率がよい、こびりつきにくい
短所:劣化したら寿命
内面コート加工により材料がこびりつきにくく、汚れが落ちやすいというお手軽さがあります。
内面コート加工が徐々に摩耗するので、消耗品として考えられています。
銅
長所:長持ち、熱伝導が最も優れている
短所:高価、変色・焦げリスクあり、ガスコンロしか使えない
熱伝導がよい=熱ムラが少ない=熱に敏感な食材・調理、熱を均一に伝えたい料理にピッタリです。
卵料理、天ぷらが上手に仕上がります。
どのフライパンにもあてはまるが使用後は保存容器に移して保存して下さい。酸性のものと反応し、銅食中毒のリスクがあります。
その他
お店で使われているのは、ステンレスや表面加工されていないアルミが多いそうです。
使い方の違いってあるのかな?
加熱の仕方
鉄
フライパンを中火であたため、油をたっぷり入れフライパンになじませます。
油が熱くなり、フライパンになじんだらオイルポットに戻します。
(これを「油返し」という工程)
それから調理に必要な油を入れ調理開始です。
(私は毎回おたま半分位の油をどばっとフライパンに入れ、火をつけてフライパンをまわしながわ馴染ませ、コンロがピピっといったらオイルポットに戻してます。)
アルミ(テフロンなどのコーティング)
中火以下で調理する。油を入れてから点火する。フライパンに料理を入れたまま保存しない。
銅
油返ししてから使用。
洗い方
鉄
熱いうちにたわしやササラでを用い、お湯を使って洗います(洗剤は不要)
洗ったら水気をふきとり終了。
煮る、ゆでる、蒸すなどしたあとは油膜が落ちてしまうので、洗浄・ふき取り後に油を薄く塗ってください。
(私は蛇口からお湯が出るのを待ちきれず水で洗うことの方が多いけど、特段フライパンに支障はないようです。)
アルミ(テフロンなど)
調理後に急冷しない。柔らかいスポンジで中性洗剤を用いて洗う。
銅
油膜を落としすぎないように、傷つかないようにスポンジで優しく洗剤使わず洗う。
どれ位の値段でどのくらいの年数使用出来るの?
お値段
メジャーどころのフライパン24㎝、アマゾンで見て比較しました。
リバーライト極み(ガス・IH対応) 7700円
ティファール(ガス・IH対応) 3845円
銅(ガスのみ) 15000‐30000円
メジャーどころがわかりませんでした、メーカーによりピンキリ
耐用年数
コーティングされているものは1-3年。
鉄、銅などコーティングされていないものは半永久。
まとめ
鉄フライパンは炒める、焼くが得意で煮る、揚げるも出来るなんでもやさん。
特に耐熱性に優れているため焼く、炒めるがおいしく仕上がります。
使い方は油が大事と覚えておけば大丈夫。鍋肌にうるおいがあれば、調理前に通常量の油を入れ調理すれば良いし、なんだかうるおい足りてないなと思えば油を多めに入れなじませたり、使用後に油を一塗りすればよし。
だんだん油がなじんでいく様子をみると愛着がわいてきます。
値段はフライパンの大きさにもよりますが、1万円あれば一生使えます。
3000円のコーティングフライパンを30年、3年に1回買い替える計算だと
3000円×10回=30000円
すごい節約になるわけではないですが、愛着あるフライパンを育てる、フライパンを消耗品としないというところが素敵じゃないですか?それに鉄分も吸収できちゃうなんて‼
神経質に使わなくても支障なく使えているところ、実家でも何十年前の鉄フライパンが活躍しているところをみてもうれしいところです。
フライパン購入の際の参考にしていただけたら幸いです!
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